事業とは人を幸せにするためのもの
2022年7月12日付東京新聞夕刊の「この道」というコラム記事で坂本光司さん（経営学者、元法政大学大学院教授、「人を大切にする経営学会」会長）が、「第五回『日本で一番大切にしたい会社』大賞で審査員会特別賞を受賞した新潟県燕市のフジイコーポレーションも素晴らしい会社です。創業は1865年、慶応元年といいますから、すでに160年近い超長寿命企業です。農業機械製造からスタートし、現在の主力は除雪機。世界十九カ国へ輸出実績があり、南極で世界の越冬隊が使う除雪機は、ほぼ100%フジイ除雪機なのだそうです。・・・中略・・・社員を大切にする大家族的経営です。夫婦で、あるいは親子や兄弟、三代連続で働く社員が多い。どんな苦境でも絶対にリストラはしない。・・以下略。。。」と述べておられます。
同社のホームページを拝見すると、控えめに「普通の価値観と独自技術で『モノづくり』を行い、社会を支える部品や機械を、世界中に。」とありますが、社員に関する記述はほとんど目につきません。あえてホームページで謳う必要性など全くないほど同社にとっては当たり前のことなのでしょう。 しかし、人を大切にするから三代も連続で同じ会社で働く人たちがいる。 正に人を大切にすることがいかに事業を継続するのに重要な要素であるかを実証してる会社だと感じ入りました。最新技術もどんどん取り入れながらも、環境絵の取り組みにも注力されている様子、頼もしい限りです。 益々のご発展を期待しています。（AS).
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