株式会社新見ソーラーカンパニー

株式会社新見ソーラーカンパニー

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世界初の使用済太陽光パネル熱分解技術  株式会社新見ソーラーカンパニー(以下同社)は、農地の上にソーラーパネルを敷設して農業と発電を行ういわゆるソーラーシェアリングを推進している企業で2009年に設立されましたが、ここではそのソーラーシェアリングではなく、同社が開発したソーラーパネルの熱分解処理技術に注目しました。  日本で太陽光パネル導入が始まって数十年になりますが、急速に増え始めたのは2011年以降です。太陽光パネルの寿命は大凡20年程度といわれていますので、今後寿命の尽きたパネルが大量に出てくることになり、使用済みパネルの大量廃棄が懸念されます。  しかし、同社が開発した熱分解処理技術を用いることにより、使用済み太陽光パネルの各部材を再利用可能なレベルまで分解し、しかもそのプロセスで二酸化炭素の排出は無いそうですので、正に循環型社会づくりに大きく貢献できるものと考えられます。  同社ウェブサイトによれば、「使用済みパネルの廃棄量が2015年の2,315トンから2040年には約80万トンにまで急増するものと予想されており、。。」とあります。 一日も早く同社技術を用いた製品の普及が強く望まれます。 同社の活躍と発展を大いに期待しています。(AS)