機能性表示食品開発に欠かせない存在
株式会社常盤植物化学研究所(以下同社)は、1949年の創業以来、植物に含まれる有用な成分を抽出し社会に役立つ植物成分(ファイトケミカル)の新たな価値の創造に挑戦し続けてきたようです。
地上に限りなくあるように見える植物から有効な成分を抽出・有効性検証を行い製品化するという研究作業が70年余りにわたり継続されてきたものと推察するとそこに蓄積されたデータやそのデータに基づきなされた論考の重みが伝わってくるようです。
近年(2015年)我が国消費者庁により、機能性表示食品制度が設けられ「事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる」ようになりました。このことは同社のこれまでの蓄積データ・論考が「機能性表示食品」の普及の役に立つのみならず、70年余りの間に蓄積されたノウハウをもって新たなファイトケミカルの発見・抽出への弾みとなるようです。
SDGsへの取り組みも非常に熱心に実施されているようです。同社の今後の益々の発展が大いに期待されます。(AS)