自然エネルギーで青い地球を未来につなぐ
自然電力株式会社(以下同社)は、2011年3月11日の東日本大震災で発生した福島第一原発事故の惨状を見た当時30代の風力発電会社で働いていた若者3名が、自然エネルギーの持つ可能性と重要性を再認識し、震災から僅か3か月後に立ち上げた会社だそうです。起業後の活動は目覚ましく、2012年には熊本で初のメガソーラー発電所を完成させ、その翌年には世界最大級の自然エネルギー開発・設計・調達・建設を業とするドイツのjuwi(ユーイ)社とのジョイントベンチャーを立ち上げると共に、国内外に関連子会社などを立ち上げ、2022年時点で世界8カ国で事業を展開しているそうです。サービス領域も太陽光、小水力、風力、バイオマス発電など多岐にわたるとのこと。同社の大きなマイルストーンの一つに、2030年に総発電量を10GWにすることがあるようです。10GWといえば標準的な原子力発電所10基分くらいに相当します。10GWという数字には海外での発電量も含まれると思いますが、大きな数字です。同社の今後の活躍を大いに期待しています。(AS)



