株式会社ハイボット

株式会社ハイボット

💡
インフラ設備をスマートに守る  これまで我々人類は、多種多様な社会基盤設備(インフラ設備)を地球上に建設してきました。今後共、新規設備の建造が続いていくと思われますが、他方これまで建造してきたインフラ設備の老朽化に伴い、その保守点検作業の加速度的実施と、それに応じた補修・修理あるいは再建設さえも求められています。   これらインフラ設備の保守点検作業の多くは極めて俗人的であるにもかかわらずその点検作業の地理的広がり、点検場所へのアクセスの難しさなどに加えて、作業者数の確保の難しさなどが顕在化しています。   このような状況下において、ハイボット社(以下同社)が開発したAI搭載のロボット技術とAIも駆使したデータ収集・解析技術には大きな期待が集まっているようです。同社の創設は2004年にさかのぼります。ロボティクスの世界的権威である東京工業大学広瀬教授と広瀬教授のもとに留学していたミケレ・グアラニエリ氏(現CEO)、パウロ・デべネスト氏(現執行役員)らが共同で立ち上げたそうです。同社はこれまで経済産業省からロボット大賞を受賞し世界経済フォーラムからはTechonolgy Pioneer賞を受賞、2016年には、福島第一原子力発電所第一号機建屋の調査業務に同社の製品が使用されたそうです。   繰り返しになりますが、現代社会は多種多様なインフラ設備の上に成り立っていますが、建設当時その設備点検作業の容易性にまで目配りされていたとは考えにくいのが実情です。 本来のインフラ設備は、その機能性・利便性と同時に保守・点検作業の容易さの確保が表裏一体でなければならないと思いますが、現状は上述の通りです。Hibot社の技術と製品は21世紀のインフラ設備の持続性を確保する強い味方になると大いに期待しています。(AS)
Video preview