愛着のある家庭用電子機器を修理する
2011年にソニ―OB技術者で立ち上げた(株)ア・ファン~匠工房~は、メーカーが製造を終了してしまった電気電子機器の修理を行う。同社の技術者は、長野、愛媛、茨城、埼玉、神奈川、千葉、石川、山形など各地に相談室を設けている。創業者の出身元ソニーといえば,可愛らしい犬型ロボットアイボがあるが、折角の名品も製造が中止され、故障したまま手許に於いているユーザーも多い。アイボのみならず、アナログ時代の音響名器を所有していて故障していても捨てられずにいるマニアックなファンも多いのではないか。そのようなユーザーには実に心強い味方である。本当に気に入って購入したものには所有期間が長いほど愛着がわき、手放せなくなるのは人情というもの。なんでも使い捨ての時代に抗うユーザーを支える助っ人集団、末永く続き発展することを期待する。
