エレファンテック株式会社

エレファンテック株式会社

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「不要な部分を溶かす」から「必要な部分に印刷する」へ 現代社会における電子機器には当然のことながら、必ず電子回路がある。この電子回路を従来はPCBと呼ばれる板に回路を印刷というよりも回路を浮かび上がらせるような製法、即ちPCBの盤面に塗布された金属などを削り取り必要な部分だけ残す手法が極めて一般出来であったが2014年に東京大学発の企業として創業したエレファンテック(株)は、まったく逆の手法、必要な部分だけを印刷で塗布していく技術を開発し成功しつつある。同社社長の清水氏が事業紹介ビデオで述べているように、この手法は製造工程を格段に短くすると同時に、製造工程で使用される材料や水を格段に減らすとともに製造原価をも大幅に下げる効果があるとのこと。電子機器分野におけるモノづくりの土台をひっくり返すほどのインパクトがありそうだ。同社の今後の活躍に期待するとともに注目していきたい。(AS)
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