折りたためる太陽光パネル
dhpテクノロジー（以下同社）は、ユニークなソーラー折りたたみルーフ「HORIZON（ホライゾン）」を開発・製造・販売しているそうです。
特徴は、ガラスを使わず、全体的に軽量構造で折りたたみ機構を採用した”折りたたみ式ソーラールーフ「HORIZON」にあり、太陽光発電に使用可能な産業用スペースを倍増させることを可能とするようです。例えば、下の写真（写真１参照）のように広い駐車場のような場所では、従来の固定式ソーラー・システムではなかなか難しそうです。
日本のように夏になると台風が猛威を振るい、春の嵐が吹き荒れる地域では、破損事故が懸念されて広いスペースで高い位置に太陽光パネルを設置することが躊躇されます。 筆者の想像ですが、同社の「HORIZON」であれば、折りたたむことで、パネルを台風などから一時退避させることができそうな気がします。さらに、国土面積の狭い日本では、太陽光パネル設置面積を増やすことも出来そうです。
2015年にスイスを本拠地として創業した小さな会社のようですが、化石燃料や原子力エネルギーから再生可能エネルギーの転換・普及を強力に進める巨大市場ヨーロッパで勢いよく成長する企業の一つと見受けます。
日本は、再エネ分野で大きく出遅れた感じがしますが、遅れを取り戻す一手段として同社と提携する日本企業がいても良さそうです。 同社の今後の発展を期待しつつ注視していきたいと思います。（AS)
＃地球にやさしい、＃物にやさしい、#太陽光発電、＃スイス
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