赤外線マイクロフォン
1962年から音にこだわり続けてきたオーディオテクニカ社、その製品群の音質や機能には定評があるが、ここではその製品群の中で赤外線マイクロフォンとその受信装置に注目した。赤外線マイクロフォンは、文字通り赤外線つまり光を使用しているので、無線と異なり盗聴されにくく電気・電子的な雑音を受けにくいという利点がある。ただし光ノイズ、つまり赤外線受光側にマイクから発せられた赤外線以外の光が入らないように受光部の配置に制約は出るのだろう。赤外線から可視光線への発展・進化があるとすれば音からさらに映像を無線で送受することも可能になるだろうなどと勝手に夢が膨らむ。 (AS)