Idein(イデイン)株式会社

Idein(イデイン)株式会社

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最新技術を誰もが手軽に利用できる時代へ向けて  クラウドコンピューティングという言葉が使われるようになって久しく、その技術を使うことにより、端末(エッジ)機器の負荷を減らし且つどの端末からもアクセスできるため情報共有・協同作業などにはきわめて便利になりました。  しかし、それは個々の端末機器からのクラウドコンピュータへのアクセスで両者間で通信回線経由で大容量データ(テキストの他に映像・音声など)がやり取りされることとなり、それぞれの端末機器の数の分だけの通信コストもかかり、クラウドコンピュータ側の負荷も大きくなります。更に個々の端末機器からのデータを使いクラウドコンピュータ上で特定作業(例えば人物映像から人数、推定年齢、性別などの判別機能)を行おうとする場合、それぞれの端末に最低限必要なアプリケーションを搭載させた上でそのソフトの更新や運用管理までもクラウドコンピュータに任せることとなるとクラウドコンピュータ側に極めて大きな負担を強いることとなります。 更にAI/IoTという現代必須の技術をクラウドコンピューティングを使って組み込むことは上述の課題が一層増すことになります。  Idein(イデイン)社が2020年1月から販売開始したActcastは上述の課題をすべて解決するAIプラットフォームであり、上述で述べたクラウドコンピュータ側で処理する作業を個々のエッジ(端末)側に持たせることで、通信コスト並びにクラウドコンピュータの負荷を大幅に削減することになるそうです。 Actcastは2022年2月時点で大手通信事業者などの大企業を含む140社で使用されているそうです。  エッジにAI機能をも取り込みDXを加速するばかりでなく、省エネ、省資源に繋がる革新的なプラットフォームの登場は日本のAI/IoTの実運用実績と能力を牽引する大きな力になりそうです。同社の益々の発展を祈ります。