センサーに特化した事業集団
1959年、竹中電子工業株式会社として創業。企業の成長に伴いベンチャー性の高い分社経営システムへ移行し、現在は製造部門を持つ4社、セキュリティーシステムを提供する会社、日米欧でセンサーシステムの販売を手掛ける企業3社、合計8社がグループを組むとのこと。事業部制ではなく完全に分社化してしまうところがユニークであり、開拓精神を常に維持強化する仕組みと理解した。グループが取り扱う製品は電子光学技術を用いて人々の生命・財産・快適を守り、ものづくり分野における目としてあるいはマーキングや位置決めとして、さらには医療分野においても活用される。センサー需要は今後益々高まると期待される中で、竹中センサーグループの活躍を期待したい。(AS)